ブログのタイトル通り、定年後の独立へ向けて旦那が実践している方法を紹介したいと思います。
1 「電気の資格とお勉強」サイトの学科試験対策を一通りやる
「電気の資格とお勉強」サイト右側のタブ(スマホからは画面右上のMENUから開いて下さい)にある、「第二種電気工事士 学科試験対策」から頑張ってください。YouTube動画でも様々な解説動画がアップされているので、見ながら文章を読むと理解が早まると言ってました。旦那は通勤時間(車で片道1時間)を使ってYouTube動画の聞き流しをしていたそうです。出張で1週間のまとまった時間がとれたので、仕事時間以外は夜10時まで、休日は丸一日勉強していたそうです。
2 YouTube動画の解説で過去問をやりながら解き方を学ぶ
「HOZAN」と「日本エネルギー管理センター事務局」YouTube動画で解説を聞きながら過去問をやって、問題に慣れましょう。
講師の人の解説の仕方で相性があると思いますので、好みのほうを選んで頂ければ良いと思います。過去問に関しては、無料アプリを活用するか「電気技術士試験センター」からダウンロードできます。
旦那はペーパ派なので、プリントアウトしたものでやっていました。
HOZANの動画
日本エネルギー管理センター事務局の動画
3 本番の学科試験の解き方
①計算問題は後回し(問1~問10まで)
②得意な問題から回答する
(悩む問題は後回し、固執しない)
③イージーミスをなるべく防ぐ
(スピード重視、2~3回は見直す)
以上の方法で60点以上を狙えばよいので、頑張ってみてください。
とにかく、計算問題以外を得点源にして、やれそうな計算問題で追加得点を狙うという方法が効率的だそうです。旦那も試験のテクニックから遠ざかっていたので、途中まで模擬問題をやる時に時間が足りなかったとのこと。計算問題を捨てたら、かなり得点が上がったと言ってました。
4 実技試験の練習
- ジェイメディアネットから「準備万端シリーズ」教材をレンタルする。
使い終わったら、被覆以外の線のクズごと返却(着払いです!)できるので非常に便利です。
1回~3回練習用を選択できますが、旦那は1回練習分を1週間(実質2日間)集中してやっていました。(これでも模擬試験問題13個をするので、結構慣れるとのこと。一通り作成した後にタイムトライアルをしたい方は2回分でも十分とのことでした。) - 必要工具
旦那は職場から殆どのものは借用できたので、実際に購入したのは①~④と⑩の5つだけでした。
①HOZAN「P-958」(VA線ストリッパー)
(👆これはケチらないほうがいいです。非常に使い勝手が良いです。)
②HOZAN「DK-200」(合格マルチツール)
(👆あると便利、実技試験でウォーターポンププライヤーを用意する必要がありません。)
③TUNODA「CA-38」商品名イエローシャーク(ケーブルカッター)
(👆試験後、旦那は「P-958で十分だった、買う必要なかった」と言っていました。)
④布尺(100均の裁縫用のメジャー)
⑤ペンチ
⑥圧着工具
⑦電工ナイフ
⑧プラスドライバー
⑨マイナスドライバー
⑩マスキングテープ(養生用の紙テープ)
(👆布尺を試験会場の机に張り付けたりするのに使います。)
新品にこだわらず、ペンチやドライバー等は中古のものや、ホームセンターブランドの安価なものでもよいと思います。ただ、100均工具はおすすめしないとのこと(握った時の感覚と、切れ味がしっくりこないのだそうです。)
5 かかった費用
以上をやって、かかった費用に関してはザックリ3万円位です。内訳は以下のとおり
- 過去問や実技の候補問題の印刷用紙&インク代(家にあったものを活用)
- 工具・資材代(送料は割愛) おおむね¥14,000
DK-200 ¥584
CA-38 ¥1,158
P-958 ¥2,846
準備万端シリーズ ¥8,800 - 試験料 ¥9,300
- 免状申請費用 おおむね¥6,000
都道府県の収入証紙 ¥5,300(郵便局や銀行で買えます)
住民票 ¥300
申請用写真 ¥200(コンビニプリント)
以上で、1~4を合わせて14,000+9,300+6,000=¥29,300
旦那の場合は工具を借用できたので、費用を抑えることができましたが、全部揃えたとしても、4万円位では取得可能なのではないでしょうか。
工具を買いに行く暇がない方は、下記のようなセット教材も販売されているので、こちらを利用してみるのもよいと思います。ジェイメディアネットでも工具を購入できるので、値段と内容のバランスの好みのほうを利用すれば良いのではないでしょうか?(個人的には、ごみ処理を考えると、ジェイメディアネットのほうがお勧めです。)
【アフリエイト広告を利用しています】
追記
ジェイメディアネットの広告も見つけたので張り付けておきます、よかったらどうぞ。
最後に
電気工事士の資格は就職先の需要も高く、家のリフォームにも役立ちますので、取ってて損のない資格だと旦那は申しておりました。何より、目標に向かって実技試験の練習を丸1日やり続ける旦那の姿を子供たちが見て、「父ちゃん凄ぇ~」と小さいながらにも何か感じ取ってくれたようでした。
今では背中を見せて教える(人の技術を盗む)という昭和のスタイルは流行らないかもしれませんが、やっぱり大事なことはいつの時代も変わらないと思います。
これから第二種電気工事士を取ろうと考えている方の参考になって頂ければ幸いです。